【徹底企業研究】野村不動産「ブルーフロント芝浦」から読み解く
新しいオフィスのあり方を模索する動き
皆さんは、オフィスビルにどんなイメージを持っているだろうか?コロナ禍でリモートワークが広がり、「オフィスはもういらないのでは?」と感じた人もいるかもしれない。しかし実際には、多くの企業が新しい時代にふさわしいオフィスを模索している。
特に注目なのが、野村不動産が東京・芝浦エリアで手掛ける大型プロジェクト「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」だ。
このプロジェクトから、当社が大切にしている開発姿勢が見えてくる。
芝浦エリアのポテンシャルを引き出す
ブルーフロント芝浦は、東京湾岸エリアの芝浦で進むツインタワー型の大規模複合開発である。従来、芝浦はオフィス立地としてそれほど評価が高くなかった。しかし近年、東京のビジネス中心が少しずつ南へシフトしており、このエリアの価値が見直され始めた。
羽田空港へのアクセスが良く、JR浜松町駅にも直結するなど交通利便性は抜群だ。昔から近くに増上寺や東京タワーがあり、人が集まる生活・遊びの場でもあった。さらに海に面して空が広く開けたこの場所には、人の感性に訴えかける独特の魅力がある。海の香りや開放的な景色は、人間が本能的に心地よいと感じる環境ではないだろうか。他のビジネス街にはないこのオンリーワンの立地特性を、野村不動産はしっかり活かそうとしている。
ブルーフロント芝浦のユニークな特徴
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