【徹底企業研究】野村不動産「ブルーフロント芝浦」から読み解く

中野や津田沼の計画で苦しんだ野村不動産が社運をかけて取り組むブルーフロント芝浦プロジェクト。この開発から、当社の開発姿勢を読み解く。
アラタ 2025.11.29
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新しいオフィスのあり方を模索する動き

皆さんは、オフィスビルにどんなイメージを持っているだろうか?コロナ禍でリモートワークが広がり、「オフィスはもういらないのでは?」と感じた人もいるかもしれない。しかし実際には、多くの企業が新しい時代にふさわしいオフィスを模索している。

特に注目なのが、野村不動産が東京・芝浦エリアで手掛ける大型プロジェクト「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」だ。

このプロジェクトから、当社が大切にしている開発姿勢が見えてくる。

芝浦エリアのポテンシャルを引き出す

ブルーフロント芝浦は、東京湾岸エリアの芝浦で進むツインタワー型の大規模複合開発である。従来、芝浦はオフィス立地としてそれほど評価が高くなかった。しかし近年、東京のビジネス中心が少しずつ南へシフトしており、このエリアの価値が見直され始めた。

羽田空港へのアクセスが良く、JR浜松町駅にも直結するなど交通利便性は抜群だ。昔から近くに増上寺や東京タワーがあり、人が集まる生活・遊びの場でもあった。さらに海に面して空が広く開けたこの場所には、人の感性に訴えかける独特の魅力がある。海の香りや開放的な景色は、人間が本能的に心地よいと感じる環境ではないだろうか。他のビジネス街にはないこのオンリーワンの立地特性を、野村不動産はしっかり活かそうとしている。

ブルーフロント芝浦のユニークな特徴

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続きは、3728文字あります。
  • 社内の壁を取り払い、創発を促すオフィスへ
  • ポストコロナ時代のオフィスに求められるもの
  • デベ業界の未来を担う皆さんへ
  • 当社志望動機への活かし方

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